12月末に友人と二人でフランスのパリへ旅行に行きました。飛行機のチケットとホテルはHISで確保しました。航空会社はエールフランスを利用し、直行便で行きました。空港からホテルまではタクシーを利用し、パリ市内の移動はバスか地下鉄を利用しました。観光の目的は、クリスマスマーケットを見たかったからです。また、冬場の方が観光客が少ないため、美術館巡りや買い物がゆっくりできるのではないかと思い、オフシーズンではありますがパリへ旅行に行こうと思いました。

美術館はルーブル美術館、オルセー美術館、オランジュリー美術館、ポンピドゥーセンターを見学しました。ルーブル美術館では職員のストライキがあり、9時オープンのはずが10時にならなければ入館できませんでした。それでも、今回行った美術館はあらかじめチケットを予約していたため、当日チケットを購入するよりはスムーズに入館できたと思います。
オペラ座でのバレエ観劇も予定しておりましたが、こちらもストライキがあり、パリに滞在していた5日間、全ての公演が中止になりがっかりしました。日帰りのオプショナルツアーでモンサンミッシェルへ行きました。パリ市内のレストランは沢山あり、食べる場所には困りませんが、とにかく食べ物の物価が高いです。

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美術館で名画を間近で見られたことが最大に楽しかったです。日本で企画される○○展では長蛇の列に並ばなければ見られないような絵画が、近くでゆっくりと見ていられる環境というのはヨーロッパならではではないかと思います。名画の写真撮影も可能、デッサンも可能、という寛容さは流石芸術の都パリだな、と思いました。

また、12月25日クリスマスイブの日は観光する場所に困るのではないかと内心心配しておりましたが、日帰り旅行はセーヌ川のクルージングを申し込み参加できました。冬場は街歩きをするのには寒いので、クルージングでパリの雰囲気を感じて楽しむ経験ができて面白かったです。また、クリスマスイブに大きな美術館では唯一、ポンピドゥーセンターが開いていたので見学に行きました。クリスマスイブにヨーロッパの国を訪れるのは初めての経験でしたが、街並みも英語圏の国ほどの装飾の華やかさは感じられず、慎ましく家族で過ごす日、というような印象を受け、文化に触れることができました。

パリ市内の数年振りの大規模なストライキに遭遇し、地下鉄やバスが機能していなかったこと、美術館の入館時間が遅れること、オペラ座の公演が中止になったこと、などに遭遇し折角旅行に行ったのに困りました。また、パリ市内は車の交通量が大変多く、シャルルドゴール空港からオペラ座付近のホテルまで交通渋滞に巻き込まれ1時間半ほどかかりました。最終日、飛行機に間に合うかひやひやしたので、特にストライキ中は余裕を持って行動しなけれならないと思いました。ドライバーさんの運転も荒く車間距離が近いので、運転中も少し怖かったです。

ギャラリーラファイエットで、有名どころのブランドものは一通り購入できますが、日本の百貨店の元旦セール並みに混んでいます。モンサンミッシェルはとても美しく、大変感動しました。モンサンミッシェル内は石造で少し無機質な内観ですが、少し遠くから見た、ライトアップされたモンサンミッシェルは一見の価値ありですので、フランス旅行の際は絶対にお勧めしたいです。